桜木町駅前(横浜市)はこの1年でガラッと変わりました。駅から市庁舎までつながる歩道橋が出来ていたり、ロープウェイが出来たり、新しい景色が広がっています。

毎日のように通っていた場所ですが、仲間でよく集まっていた馴染みのお店もなくなり(コロナとは関係ありません)、また通うようになる頃には色々新規開拓しなくては!!

馴染みのお店があるというのはちょっと特別な気持ちになりますよね。

自宅から徒歩5分もしないところに、お気に入りのレストランがあります。先日、1年以上振りに行きました。店の前は通るものの、外食も出来るだけ控えていたので本当に久しぶり。わがままを聞いてくださる顔馴染みのシェフに会えると思っていたのに、なんとシェフが違う人。残念だな〜と思いながらも、楽しく食事を始めていました。

「あ、お久しぶりですね!」

マスクを取った顔を見て、すかさずホールの男性が話しかけてくれました。覚えてくれてる人がいるって嬉しいものです。気分良く食事を満喫。「やっぱり美味しいね。」「また来ようね。」と話しながら、会計で領収書を頼むと

「〇〇様(会社名)でよかったですか?」

「えーーーーーーー????なんで覚えているんですか?」

「間違ってなくて良かったです。僕、いつもここにいないので、多分3年振りくらいかもしれません。」と爽やかな笑顔♪

やられました。この瞬間、「いつかまた来よう」から「近いうちに絶対来る」に。何なら「明日にでもまた来たい!!」くらいの感動でした。

ホール担当のこの方、実はこのお店のオーナーさん。約20年の間に、何件も何業種も入れ替わっているちょっと変わった形の店舗で、このお店はすでに開店から5年以上が過ぎています。お店の前を通るたびにコロナ禍でもほぼ毎日満席。しかも他に2店舗も増えていました。

覚えてくれている。

人は自分を「VIP」に扱ってくれる人に好意を抱くと稲垣説子先生から教えて頂きました。だから、周りの方はもちろん、自分のこともVIPのように大切に扱うことが大事なのだと。

超一流のおもてなしをするリッツカールトンホテルなどでは、お客様をお名前でお呼びします。タイのマンダリンオリエンタルホテルでは、エレベーターボーイが一度乗ったお客様には階数を聞かずにボタンを押します。

「覚えてくれている」というのは、それだけ特別な気持ちにさせてくれるもの。

繁盛店の理由がここにありました。

今日もおシアワセ様でした♪