こんにちは、幸代です。今年最後の手紙となりました。

お陰様で今回もお伝え出来る話題2件、与えられた事に感謝しながら書き始めています。

まずはじめに先月、お陰様で娘は新車のT車を購入する事が出来ました!

当初は中古車を考えていたのですが、日本と違い車検制度がないカナダでは車のメンテナンスは個人任せなので、中古車の状態はわかりづらく、当たり外れがあるとの事、そして自動車が超品薄になったコロナ禍の影響?がまだ残っているせいか、日本人には考えられないのですが、こちらは中古車でも車体価格があまり下がらないのです、特に定評のある日本車は。

それならと、新車にすると話が変わり、ちょうど娘が希望していた車がタイミング良く納入される、待ちなしで手に入ることになり、娘はご縁を感じて購入する事に決めました。国内生産された日本車がずらっと並ぶ日本の市場とは異なり、こちらでは購入価格の値引きはほぼ無しでした。。。

カナダでは、T車の人気の車種、カラー、装備、特にハイブリッドとなると納車までに半年も待たされることもあるそうです。

理由の一つに、特にハイブリッド車を作るには高度な技術が必要らしく、日本でしか生産できない車種もあり、日本から船で輸入となるからだそうです。

少し前では地球温暖化対策としてEV車がもてはやされましたが、あまり技術を必要としないで安易に作られるEV車の様々な問題、何よりもEV車を走らせる電気をつくるのに、実は多くの化石燃料が使われている実態が世界に知れ渡立たり、近年は完全に世界の潮流は再びガソリ車、ハイブリッド車に戻って来た気がします。

先を見据えてガソリン車、ハイブリッド車のエンジン技術を磨き続けてきたT社、あらためて凄いと思いました。

さて、次はこちらの消費税についての話題です。

生活必需品、医療品、薬代には課税されませんが、バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州では連邦国家に5%、州に7%支払う2種類の消費税があります。

こちらも物価高騰の中、今年カナダ政府は11月21日、「居住者の幸福を優先し、ホリデーシーズンに生活費の上昇が少しでも緩和され、より多くの人々がストレスなく楽しめるように」という目的で、12月14日から2月15日の2ヶ月間、連邦国家の消費税5%が免税されることが決定しました。

対象はレストランでの飲食、子供向けおもちゃ、本、洋服、クリスマスツリー、ジグゾーパズル、ゲーム、調理済み食品、お菓子、ケーキ類、アルコール飲料など、限定されていますが、まさに目的の明確な減税を即座に決定して実行する、そのスピード感は凄いなと。

確かに前日の12月13日閉店後、レストラン、スーパーのレジを変更する作業は大変だとは思いますが、確実にその期間の売り上げは伸びるでしょうし、経済を活性化する基本政策として日本も見習って欲しいなと私は思いました。

では2024年の師走、風邪等にはくれぐれもお気をつけて、良い年をお迎え下さいませ。

今年の2月から始めた、つたない私の手紙を最後まで読んで頂き感謝申し上げます。ありがとうございました。

ではまた来年1月に!(see you next month)