TAC未来食育プロジェクトの初のオンライン開催が無事に終了いたしました。
前日に材料キットをお届けし、当日はご自宅でみんなと一緒に作るだけ♪
最初に代表 水野より「梅雨から夏の食養生」についてのミニ講座。東洋医学をベースにした食養生を通して、「健康は自己責任」の時代になった今、食や健康に意識を持つことの大切さをお伝えいたしました。「特に6月が旬の梅について先に歴史や話を聞いてから作ったのは良かったです。」(20代女性)
●梅・梅干し
・三毒を絶つ 三毒とは食べ物の毒、水の毒、血の毒のこと
・梅干しは江戸時代に日本で考案された独自のもの
・殺菌・抗菌力の高さ 昔からお弁当やおむすびに入れている
その後は、すみちゃん先生の説明を聞きながら、同時に作業をして頂きました。楽しくタメになる季節の手仕事の話を聞きながらあっという間の時間に「梅干しってこんなに簡単に出来るの?」と皆さん驚かれていました。
質問タイムの最後に、すみちゃん先生が梅仕事への想いを語ってくれました。
「今、若い人達が梅干しを食べなくなっているのです。でも、この梅干し文化は江戸時代に始まって、日本にしかないもの。そして食文化の伝承は、実際に作らなければ残りません。知っているだけではだめなのです。だから、私は、福井の地にある梅を育て、梅干しを作っていくことを続けています。今日をきっかけに、これから梅干し作りが皆さんの毎年の手仕事になって頂けたら嬉しいです。」
ご参加の皆様、ありがとうございました。また、梅干しが完成するまで、フォローさせて頂きますので、一緒に楽しみながら育てて参りましょう♪